遮熱塗装工事の施工の流れ

屋根遮熱塗装工事の施工の流れ

屋根の遮熱塗装工事の詳しい施工の流れです。屋根を塗り替えたいけど工事内容が分からない、塗装工事中の詳しい内容が知りたいという方はぜひご参考ください。一般住宅の屋根の遮熱塗装工事の基本的な工程をご紹介します。

戸建住宅の遮熱塗装工事の施工の流れ

近隣へのご挨拶

ご近所挨拶

ご近所の方へ工事のご案内をいたします。省エネリフォーム中は、足場の設置・撤去中や高圧洗浄機の音などが大きい場合があるので、ご近所の方へも工事期間中の音や臭いなどしっかりとご説明いたします。

足場の設置

足場の設置

建物のまわりに足場を設置します。足場を建ててメッシュシートを張ることで安全に工事を施工します。また、メッシュシートで塗料などの材料の飛散を防止します。
建物の大きさや周囲の近接する道路状況・交通状況によっては、朝顔を設置したり道路使用許可や道路占用の申請をする場合もあります。

高圧洗浄

高圧洗浄

専用の高圧洗浄機で建物の汚れや劣化した塗膜を落とします。屋根塗装の場合は、屋根材のコケやカビなどの汚れを取り除くことで塗料の効果を発揮させます。

屋根塗装の下塗り

屋根塗装の下塗り

遮熱塗料の専用下塗り材を塗装します。中塗り・上塗りで使用する塗料や、屋根材に合わせて最適な塗料を使って下地を整えていきます。屋根塗装の下塗り塗料は、透明でクリヤに近いものから屋根全体が白くなるものまで様々です。

タスペーサーの設置

タスペーサーの設置

屋根材の隙間にタスペーサーという部材を設置します。一般住宅の場合は、500~1,000個程度のタスペーサーを設置することで、屋根材の隙間をしっかりと確保します。屋根材の隙間がなくなってしまうと、雨水が毛細管現象で内側に入り込んでしまい雨漏りの原因になってしまします。

屋根塗装の中塗り(ダメ込み)

屋根塗装の中塗り(ダメ込み)

屋根塗装の刷毛を使った中塗りです。屋根の形状などに応じて刷毛とローラーを使い分けて塗装していきます。塗装工事のダメ込みは、屋根塗装に限らず細かい個所を広い部分より先に刷毛で塗り込むことをいいます。

屋根塗装の中塗り(ローラー塗装)

屋根塗装の中塗り(ローラー塗装)

屋根塗装のローラーを使った中塗りです。ダメ込み後に屋根全体をローラーを使って塗装していきます。中塗りで使用する塗料は、遮熱効果のある塗料を使うことで省エネリフォーム・省エネ対策が施工できます。

屋根塗装の上塗り

屋根塗装の上塗り

屋根塗装の上塗りを施工して仕上げとなります。中塗りだけではなく、上塗りでしっかりと塗膜を付けることで遮熱効果をしっかり持たせていきます。塗料の色によっても遮熱効果・日射反射率などは変わってきます。屋根塗装の色にこだわりたいという方も、遮熱効果を出したいという方もお気軽にご相談ください。

屋根塗装の完了

屋根塗装の施工完了

遮熱塗料を使った屋根塗装工事の施工完了です。屋根塗装の完了後は、現場監督が塗装の内容をしっかりと確認して塗り残しや垂れている場所などがないかを検査します。完了検査後に必要に応じて塗り直しを行い、足場を撤去して省エネリフォームの施工完了後となります。

遮熱塗料を使った屋根の塗り替え工事も、建物のまわりに足場を設置して施工するリフォーム工事です。足場を建てたタイミングで「外壁もキレイに塗り替えたい張り替えたりしたい」「雨樋を交換したい」「軒天井を張り替えたい」などご自宅全体のリフォームも対応可能です。外壁に日が当たる部分が多い家などは、外壁にも遮熱塗料や断熱塗料を使って塗り替えることで省エネ効果が期待できます。

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